浜名湖にの海の駅は「はまなこ・こさい海の駅(ヤマハマリーナ)」、「はまなこ・わしづ海の駅(スズキマリーナ)」の
先輩二駅と「はまなこ・むらくし海の駅」のカナルの三駅でつくるはまなこ海の駅連絡会では、初夏のイベント「どうま
んラリー」を5月11日(日)に開催しました。

浜名湖のご馳走、ノコギリガザミのどうまんの名を冠したラリーは、浜名湖に遊ぶ船が三駅に立ち寄ってスタンプを
もらって応募すると豪華商品が当たることになりました。
ボートや船遊びをしても、なかなか所属するマリーナや係留場所しか使わないものですが、どうまんラリーは海の駅
の利用を含めた浜名湖の船の交流を目指して計画されました。


<セレモニー>

どうまんラリーのセレモニー会場はカナルのクラブハウス、国土交通省、地元NPO、浜松市からは防災の観点から
浜名湖の海の駅へのご期待をお話いただきました。

海の駅はレジャーの基地だけでなく、一たび天災などが起きた
場合には連携して海上交通路、交通手段として運営されなくて
はなりません。

湖西、鷲津、村櫛の各海の駅は連絡会をつくり、常に連携を図
り防災拠点としての意識を確認しようと決意を申し上げました。

浜名湖は浜松市、湖西し、浜名郡の三つの行政が管理する湖
です。
陸路だけでなく、水上交通路としてますます海の駅への期待が
かかっています。
はまなこ海の駅連絡会の発足と、今年の浜名湖に事故がない
ようにと、どうまんラリー開催のテープを切ります。 

浜名湖は行政、NPO、海の駅だけでなくここに暮らし、遊ぶ人
だれもが安全かつ楽しく利用できる湖にしましょうと誓いました。

セレモニー後にライフベスト着用キャンペーンとして、「高階救命
器具」の伊関さんから膨張式ライフジャケット実演の説明を受け
ました。

綾乃ちゃんと写っているのはライフジャケット着用キャンペーンの
マスコット、「ウクゾウ」君、さて中には誰が入っているのでしょうか
どうまんラリー開始!

昨年のスキッフミーティングに続き、カナル所属の多くのカロライナ・スキッフオーナーに参加いただきました。
カナルのハーバーにはライフジャケットを着用した参加者が乗船していきます。


ダイワスペシャル発進!


新艇GHOST OF FLAT発進!


がまかつスペシャル1発進!

がまかつスペシャル2発進!

子供たちを満載したDELSOL発進!


今話題のラッピング艇に生まれ変わったShallow Zonker発進
こんな船になりました

どうまんラリーはカナルを出発し、弁天、新居を経由してスズキマリーナ、ヤマハマリーナを目指します。


セレモニー中は降っていた雨がやみ、回復中の天気の中を走ります。
スキッフオーナーたちは普段から同型艇のオーナーとして仲良く浜名湖に遊びます。
それでもパレードして走るのは年に何回の楽しみです。


鉄橋の下をくぐって表弁天へ向かいます。


弁天島の名所、大鳥居をかすめながら、浜名湖が海に注ぐ今切口をUターンします。


新居エリアへ向かうパレード、同型艇のパレードは仲間同士のコミュニケーションが図れます。
写真を撮り合いながら進めていきます。


幅広艇のカロライナ・スキッフですからおだやかな浜名湖とはいえ、全員が立ち上がっても大丈夫。
楽しい仲間たちが手を振ってこたえてくれました。

今年の春に始まったブームが「ラッピング」

ダイワスペシャルにはじまり、二隻のがまかつスペシャル、
メガバススペシャル艇と次々にお化粧直しをしたスキッフが
生まれています。

艤装だけでなく、まったく違う艇に見えてしまうラッピングの
楽しさはこれからも浜名湖jの流行になると思います。

先導いただくのはヤマハマリーナ艇、ズラリとカナル所属艇を従えて鷲津のスズキマリーナを目指します。



はまなこ・わしづ海の駅はスズキマリーナ、大型艇も多い近代的なマリーナです。
スタッフのみなさんがずらりと桟橋で迎えてくれました。


どうまんラリーがなければ、桟橋につけることもなかったスズキマリーナに寄って感激です。
ラリーポイントをいただいて、残るはヤマハマリーナとなりました。

今までスタート時のみの写真でしたGHOST OF FALT
は取材艇として活躍いただきました。
ありがとうございます。

スズキマリーナを出航し、対岸に舘山寺を見ながらヤマハ
マリーナに向かいます。

沖に停泊するのはヤマハマリーナのパーティ船、その向こうにヤマハマリーナが見えてきました。
ヤマハマリーナは「はまなこ・こさい海の駅」として活動されています。


これがどうまんラリーのポイントシールです。シートには各マリーナまで安全航行するべく、写真付の
航路図が掲載されています。


いつでも寄ってください!カナルを出発した船はヤマハマリーナの桟橋を利用することができました。
こうした交流が、いざ天災などという場合に役立つこともある。 
それぞれのマリーナだけでなく、所属艇のオーナー、クルーの心がけで浜名湖は一つになるのです。


ヤマハマリーナを出たパレードは広い浜名湖を一跨ぎ、遠く対岸に見える浜名湖EXVを目指して
走ります。カナルが看板がいらないのは、EXVがどこからでも見えるからでもあります。


水路を走れば、目指すのはEXV、白亜の建物の水路をはさんだ北側にカナルはあります。


カナルに到着しました。
今日はスズキマリーナ、ヤマハマリーナを巡り、浜名湖の海の駅を三箇所を経験したボート仲間たちでした。

浜名湖の夏ははじまっています。スロットルをグイと開き、浜名湖の風になりましょう。